|この記事はこんな方におすすめ
これまで、アクアリウムを始めるために必要な機材や準備について、個別に解説してきましたが、今回はそれらを一つにまとめて、効率的な準備方法を紹介します。初心者でもスムーズにアクアリウムをスタートできるように、計画から水槽の選び方、レイアウト、機材の準備まで、ステップバイステップで詳しく説明します。迷ったときにはこの記事を参考にして、理想のアクアリウムを作り上げましょう!
このブログでは、アクアリウム初心者向けに小型水槽(主に20㎝キューブ水槽)の情報を発信・共有しています。
- 1.飼育する生体・数・水槽コンセプトを決めよう!
- 2.水槽を選ぼう!
- 3.水槽を置く場所を決めよう!
- 4.フィルター・ライト・ヒーター・エアレーションを決める!
- 5.水槽レイアウトを考えよう!
- 6.その他のアクアリウム用品を揃えよう!
- |まとめ:水槽計画・準備を進めよう!
今回は、これまでに紹介した水槽の計画や準備に関する情報を一つにまとめて解説していきます。どんな手順で進めれば良いか、迷ってしまうことも多いかもしれませんが、このまとめを参考にして、効率よく準備を進めましょう。各項目の詳しい解説はリンク記事に書いてあるので、内容が分かりずらい場合はこちらを参照。例を交えて、わかりやすく説明しますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
⇧ イメージ写真です。
1.飼育する生体・数・水槽コンセプトを決めよう!
まず最初に、何を飼育するのか、そしてどのような水槽を作りたいかを決めることが大切です。特に水槽を初めて立ち上げるときは、魚の成長度や過密飼育に注意しましょう。魚の成長後のサイズも考慮することがポイントです。例えば、金魚は成長すると15cmほどに大きくなるため、最初からそれを見越して水槽を選ぶ必要があります。
【例】
ネオンテトラを3匹飼育し、水草や流木を使ったナチュラルなレイアウトで、自然の雰囲気を楽しむ水槽作りたい!
2.水槽を選ぼう!
生体や数が決まったら、それに合ったサイズの水槽を選びます。目安として、生体1cmあたり水1Lが必要です。水槽のサイズによってレイアウトの自由度も変わるので、少し余裕を持ったサイズを選ぶと安心です。
【例】
ネオンテトラ(1匹3cm)×3匹なら、9リットル程度の水槽が理想。今回は、少し小さめだけど、〇〇製のフレームレス20cmキューブ水槽(水量7L程度)に決定。
3.水槽を置く場所を決めよう!
水槽は水を入れるとかなり重くなります。安定した場所を選ぶのはもちろん、直射日光が当たらない、振動が少ない場所が理想です。また、必要なら専用の水槽台を使って、安全で見やすい位置に設置しましょう。
【例】
20cmキューブ水槽のセット時の重量は約12kg。リビングにちょうど良い台があり、直射日光が当たらず、安定しているのでここに設置します。
4.フィルター・ライト・ヒーター・エアレーションを決める!
フィルターやライト、ヒーター、エアレーションは水槽の環境を整えるために大切な装置です。しかし、不要なケースもあるのでそれぞれ必要なものをリストアップし、それぞれのタイプや製品を決めましょう。
【例】
フィルターは外掛けフィルターにしよう。掃除がしやすく、価格もお手頃。ライトは水草の成長のために必要だから、水槽に掛けるタイプを選ぼう。ネオンテトラは熱帯魚なので、8L対応のヒーターも設置。エアレーションはフィルターの水流で酸素供給ができるので不要かな。
5.水槽レイアウトを考えよう!
底砂やソイル、水草、流木などのレイアウトを決めていきます。デザインを楽しみながら、生体にとって居心地の良い環境を作りましょう。
【例】
水草は直植えしたいのでソイルを使用。フィルターの吸水部分が見えないように流木を置き、その手前にアヌビアスナナを植えて、立体感を演出します。20cmキューブ水槽なら10cm程度の流木がバランス良く、アヌビアスナナも2株で十分。
6.その他のアクアリウム用品を揃えよう!
カルキ抜きやエサ、掃除用品、ろ材の替えなど、消耗品やメンテナンス用品も忘れずに揃えましょう。
【例】
固形のカルキ抜き、小型熱帯魚用のエサ、フィルターの替えろ材を準備。掃除用品はコップを使って排水するので排水ポンプは不要。長期の旅行があるため、自動給餌器も購入。
|まとめ:水槽計画・準備を進めよう!
今回、アクアリウムの計画と準備について基本的な流れをまとめました。飼育する生体に合わせて、適切な水槽や用品を選ぶことが、成功の鍵です。始めてアクアリウムを始める方で何から揃えればわからない場合は、この記事とリンク記事に従って進めていけば大丈夫です。
次回は、実際の水槽立ち上げ手順について解説します!