|この記事はこんな方におすすめ
- 初めて20cmキューブ水槽を立ち上げる方
- 小型アクアリウムの計画や準備手順を知りたい方
この記事を読むと、20cmキューブ水槽を立ち上げるための具体的な手順や製品選びのポイントがわかります。初心者の方でもわかりやすく、リアルな立ち上げ準備の例を参考にしながら、自分のアクアリウム計画に役立つ情報を手に入れることができます。
このブログでは、アクアリウム初心者向けに小型水槽(主に20㎝キューブ水槽)の情報を発信・共有しています。
- 1. 水槽コンセプト
- 2. 飼育する生体
- 3. 水槽と設置場所
- 4. フィルター・ヒーター・ライト・エアレーション
- 5. 水槽レイアウトと水草の選定|シンプルで管理しやすい構成
- 6. その他のアクアリウム用品|管理が簡単になるアイテムたち
- 7. 購入先|アクアリウム用品は通販でまとめ買い
- |まとめ
今回は私の20㎝キューブ水槽の準備について、具体的にどの製品を使ったかなどを紹介していきます。
1. 水槽コンセプト
まず、私の20cmキューブ水槽のコンセプトについてご紹介します。この水槽のテーマは「水草と生体のバランスが良い小型熱帯魚水槽」です。水草のみや魚のみといった偏りがないよう、初心者でも簡単に飼育できる水草と熱帯魚をバランスよく用いることを目指しています。
またこの水槽では、インテリアとしても楽しめるように、南国のホテルのような非日常感を演出したいと考えています。小さな水槽でも見ごたえがあり、リラックスできる空間を作りたい方にぴったりのコンセプトです。
2. 飼育する生体
20cmキューブ水槽で飼育する生体について考えた結果、カージナルテトラに決定しました。小型水槽での飼育に向いた条件を満たし、見た目も鮮やかで美しいため、この魚を選びました。私が生体選びで重視したポイントは以下の通りです。
[生体選びのポイント]
- 小型熱帯魚であること
体長が3cm前後で、5cmを超えない種類を選びました。小型水槽を用いる上で過密飼育を避け、水質を維持しやすくするためです。
- 華やかな見た目
インテリア性も求めているため、少数飼育でも存在感を発揮する魚を選びました。
- 性格が穏やか
小さな水槽内で喧嘩を避けるため、おとなしい性格の種類を選びました。やっぱり水槽内でケンカしていると落ち着いて見ていられませんよね。
- 飼育しやすいこと
私もほぼ初心者ということから飼いやすく、丈夫であること種類であるも重視しました。やっぱり飼いやすいのが1番!
- 手に入りやすいこと
安価で入手しやすい種類であることも考慮しました。
- メジャーな品種であること
ブログや部屋に来た友人などへの紹介がしやすい点も重要視しました。
ネオンテトラも悩みましたが、カージナルはネオンよりも色鮮やかで、今まで実家での飼育経験がなく飼育してみたいという気持ちからもカージナルに軍配が上がりました。生体数は3匹です。この水槽で余裕を持って飼育できる最大引数だからです。
また、コケ取りの役割としてミナミヌマエビも5匹導入します。状況次第ではオトシンクルスの導入も検討中です。
|
|
※カージナルテトラではなくダイヤモンドネオンテトラに変更しました。
3. 水槽と設置場所
水槽はコトブキ製の20cmキューブ水槽を選びました。デザイン性の高いキューブ型であり、場所も取らないため、小さな空間でもインテリアに映えるアイテムです。また、水量や重量を考慮して、このサイズが最適だと判断しました。
設置場所は自室のニトリの棚を選びました。この棚は一段あたり10kgまでの耐荷重があり、20cmキューブ水槽の総重量(10kg強)にも対応可能です。ただし若干不安なので、長期的には、30cmキューブ用の専用水槽台を検討するつもりです。
|
4. フィルター・ヒーター・ライト・エアレーション
【フィルター|外掛けフィルターでメンテナンス性とろ過力重視】
フィルターはGEX 簡単ラクラクパワーフィルター S を採用しました。水槽内に設置するタイプのコーナーフィルターや底面フィルターは、外から見た際にキューブ水槽のデザインを損ねないところが良いと思ったのですが、メンテナンスが難しくなり、水槽内のスペースも減るため避けました。外掛けフィルターならろ材のカスタマイズも可能で、濾過性能も向上します。水質浄化に重要なフィルターは機能性重視です。
|
【ヒーター|カージナルテトラ向けの温度設定】
カージナルテトラに適した水温帯、水槽水量に適した出力のヒーターを選びました。
|
【ライト|スマートな見た目を重視】
ライトはガラスフタに直接置けるタイプを選びました。アームのないシンプルなデザインで、LEDライトなので電気代も抑えられる点がメリットです。水草の育成にも必要な明るさを確保しつつ、視覚的にもスマートな見た目を保てるため、インテリアとしての水槽の魅力も引き出します。
|
【エアレーション|外掛けフィルターで代用】
水が飛び跳ねたり水槽内がごちゃついたりするのが嫌だったので、エアレーションは特に設置していません。外掛けフィルターが水流を生み、酸素供給もあるので大丈夫だと思います。
5. 水槽レイアウトと水草の選定|シンプルで管理しやすい構成
私の20cmキューブ水槽では、流木と水草をメインにしたレイアウトに決めました。
[水草の種類]
初心者でも育てやすく、維持が簡単な水草を選びました。
- アヌビアスナナ
|
石活着型にしました。成長が遅く管理が楽で、耐陰性もあるため、ライトの光量にあまりこだわらなくても育つ点が魅力。前景草として起用します。
|
流木活着型にしました。こちらも耐陰性が高くライトが強すぎなくても成長してくれます。私の水槽では中景草としてメインの水草にします。
- バリスネリア
|
こちらは地植えです。背が高く育ちやすいので、後景に配置して水槽に奥行き感を与えようと思います。
まずはこれらの水草をメインにし、管理に慣れてきたら、水草の種類を増やしてみようと思います!
6. その他のアクアリウム用品|管理が簡単になるアイテムたち
その他、私が揃えたアクアリウム用品です。
- ピンセット
|
水草の植え込みやメンテナンスに使います。細かい作業がしやすく、水草の植え替えも簡単になります。
- コケ取りスクレーパー
|
水槽の側面に付着するコケを取り除くためのアイテム。激落ちくんなどのスポンジでも良いと思ったのですが、手の届きづらい細かな部分を掃除するのに便利だと思い購入しました。
- カルキ抜き
|
水道水に含まれるカルキを除去し、生体に安全な水を作るための必需品です。
|
水質を安定させるためのバクテリア添加剤。水槽立ち上げ時や水換え後に加えることで、バクテリアの繁殖を促し、水質の安定を助けます。
- 水替えポンプ
|
水槽の水換え作業を効率的に行うための道具です。
7. 購入先|アクアリウム用品は通販でまとめ買い
購入先についても紹介しておきます。私はすべてのアクアリウム用品を通販サイト「charm」で購入しました。自宅近くにアクアリウム用品を取り扱うショップがなく、重い水槽やフィルターなどを運ぶのも手間がかかるため、通販を選びました。
¥5,980以上購入すると送料が無料になるほか、ポイントが付くということも理由になります。
|まとめ
今回、私の20cmキューブ水槽の準備について具体的にご紹介しました。
今までに、初心者向けに小型水槽の立ち上げ準備を一から解説してきましたが、いよいよ私自身も準備が整い、これから実際に水槽を立ち上げていく段階に入ります。これまでの準備が長かった分、実際に水槽が完成するのが楽しみです!
この準備編を参考にして、アクアリウムに挑戦してみたいと思っている方にも、スムーズに計画を進められるよう役立てていただけたら嬉しいです。
⇩ 【20㎝キューブ水槽編】のまとめはこちら